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KACHIUの鵜のシンボルKACHIUYAMANASHI, JAPAN

JOURNAL

コンフィチュールとジャムの違い ── 規格と表示から見る

コンフィチュールは、フランス語でジャムを指す言葉です。日本の規格にも食品の表示にも「コンフィチュール」という区分はなく、ジャムとのあいだに公式な線引きはありません。違いがあるとすれば、作り手がその言葉に込めている考え方です。

KACHIUの三種のコンフィチュールの瓶

言葉の違いは、英語とフランス語

ジャム(jam)は英語、コンフィチュール(confiture)はフランス語です。どちらも、果実を砂糖と一緒に煮たものを指します。フランスの食料品店で「confiture」と書かれた瓶は、日本でいうジャムの棚に並んでいるものと同じ種類の食べものです。

つまり、もともとは同じものを別の国の言葉で呼んでいるだけで、言葉そのものに優劣や等級の意味はありません。

日本の規格では、どちらも「ジャム類」

日本には、農林水産省が定める「ジャム類の日本農林規格(JAS)」があります。この規格では、ジャム類を「果実、野菜または花弁を、砂糖類、糖アルコールまたは蜂蜜とともに、ゼリー化するようになるまで加熱したもの」と、これに酒類やかんきつ類の果汁などを加えたもの、と定義しています。

そのうえで、かんきつ類の果実を使い果皮が認められるものを「マーマレード」、果実の搾汁を原料にしたものを「ゼリー」、それ以外を「ジャム」と分けています。果実の形を残したジャムは「プレザーブスタイル」と呼ばれ、いちごなら全形か二つ割り、ベリー類以外の果実なら5mm以上の厚さの果肉、といった目安が決められています。

この規格のどこにも、「コンフィチュール」という言葉は出てきません。日本の規格の上では、コンフィチュールと名づけられた商品も、ジャム類のひとつです。

なお、JASは任意の規格で、JASマークを付ける商品が満たすべき基準を定めたものです。その基準では、糖度にあたる可溶性固形分が40%以上、果実等の含有率はジャムの特級で45%以上、標準で33%以上とされています。

よく言われる違いは、目安として

「コンフィチュールは果肉が大きい」「甘さがひかえめ」「さらりとしている」といった説明を見かけることがあります。作り手ごとの傾向としては当たっていることも多いのですが、これは公式な定義ではありません。果肉をしっかり残したジャムもあれば、なめらかに仕上げたコンフィチュールもあります。

名前で判断するよりも、その一瓶がどう作られているかを見るほうが確かです。

選ぶときは、裏の表示を見る

商品名が「コンフィチュール」でも、容器の裏にある一括表示の「名称」の欄には、一般的な名称である「ジャム」などと書かれているのがふつうです。

あわせて見ておきたいのが、原材料名の並び順です。原材料は、使った重さの多い順に書く決まりになっています。果実が先頭にあるのか、砂糖が先頭にあるのか。名前よりも、この順番のほうが、中身のことをよく教えてくれます。

KACHIUのコンフィチュール

KACHIUの桃のコンフィチュールは、笛吹市産の完熟の桃を、果実の輪郭が残るように炊き上げたものです。桃、桃と甲州ワイン、桃とマスカット・ベーリーAワインの三種があります。容器の表示の名称は、ほかのジャムと同じく「ジャム」です。

三つの味わいは「アイテム」でご覧いただけます。

出典

規格の内容は、記事の公開日時点で農林水産省が公開している版にもとづいています。

ITEMS桃・桃×甲州ワイン・桃×マスカット・ベーリーAワインの三種GIFT三種をそろえたギフトセット

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